2021-12-09

X-E4とXF27mm F2.8 R WR。そして、PEN-Fとの比較。

やっぱり買ってしまったよ。

前回のPEN-Fの時の記事にチラッと書いてた、FUJIFILMのカメラ、「X-E4」。

どうしても気になって、PEN-Fを人に譲って、X-E4を買いました。

PEN-Fスナップの記事はコチラ。

どちらもフロント側がフラットだったりで、見た目やサイズ感は似てるけれど、センサーサイズやスペックが全く違う2機種。

今回は、私がPEN-Fを手放してX-E4を買った理由なんかはどうでもいいと思うので、サイズが似ているPEN-Fとの比較や、X-E4の使い心地を書く事にします。

デザインとセンサーサイズと重量と

まずはデザイン。2機種はよく似てる。

触った質感も割と近いかもしれない。

けれど、大きく違うのはダイヤルとボタン数、そしてレンズの大きさ。

PEN-Fに取り付けてるのは、LUMIX G 20 mm F1.7。

マイクロフォーサーズの単焦点の中でも、薄さと軽さ、そして価格の安さが圧倒的なレンズ。

パナソニック 単焦点レンズ マイクロフォーサーズ用 ルミックス G 20mm/F1.7 II ASPH. ブラック H-H020A-K

しかし、そんなマイクロフォーサーズ屈指のパンケーキよりも(ほんの少しだけ)小さくて軽いレンズが、XF27mm F2.8 R WRだ。

マイクロフォーサーズは、カメラやレンズの小型軽量化を図る目的でセンサーサイズを小さくしたので、レンズが小さくて軽いのは分かるけど、APS-Cのセンサーサイズ用でそれを超えてくるのにはグッと惹かれた。

FUJIFILM 単焦点広角レンズ XF27mmF2.8 B ブラック

ただ、XF27mmにおいては、今や人気過ぎて納期4カ月待ちらしい。

4カ月て、もう春やないかい。

レンズこそ、ほぼ同じ重量(ややXFの方が小さくて軽い)だけど、ボディに装着すると断然X-E4の方が軽くなる。

その差、約70g。

70gって聞くと、「そんなもん?」って思うかもしれないけど、かなり体感的に違いを感じた。

ただ、PEN-Fの方もカメラの中ではかなり軽い方なので、PEN-Fが「重い」んじゃなくて、X-E4が「バカ(みたいに)軽い」だけだと思う。

そして、デザイン的にもX-E4は、直線的でフラットなラインが特徴で、クラシカル且つモダンなのに対して、PEN-Fはフラットの中にも曲線で柔らかい部分もあり、それでいてダイヤル類やボタンがたくさんあるので、どこかメカメカしくてより大人っぽい印象を受けました。

2台を上から見比べて思ったのが、X-E4は本当にフラットで直線的なデザインだった。

LCD(液晶画面)部分は、X-E4がチルト式なのに対して、PEN-Fはバリアングルになってるので、使わない時は裏返して液晶を保護しておくことができ、その点に関してはPEN-Fの使い勝手はよかったと思う。

バッグから取り出す際に、ついついLCD部分を掴んでしまい、液晶が指紋だらけになってしまう私としては、このバリアングルがすごく重宝したのだった。

これからは、X-E4のLCDむき出しスタイルに慣れていかないと。

性能の違いは、どちらにも長所と短所があるから選べない

有効画素数がX-E4の方が数百万画素上だけど、スマホで見たり、SNSにアップする程度ならほとんど差はなかったように感じる。

性能的には、どちらも素晴らしい。

例えば、FUJIFILMと言えば、フィルムシュミュレーション。

クラシックネガや、クラシッククロームは、日常をエモく切り取ってくれる。

それとトレードオフするように、手振れ補正はついてない。

一方PEN-Fにも、アートフィルターっていう機能がついてる。

けれど、FUJIFILMのフィルムシュミュレーションと違って、やり過ぎ感が出るので私はあまり使ったことはない。

なので、PEN-Fに内蔵されてるカラークリエーターという機能を使ってFUJIFILMっぽい色味に近付けていた。

また、PEN-Fには強力な5軸手振れ補正がついていたので、暗いところでも撮影しやすかった。

PEN-FとX-E4で明るさやボケ具合などを比較

どちらも、35mm換算で40mm前後と画角が似ているレンズなので、撮り比べてみた。

X-E4+XF27mm F2.8 で撮影。

絞りは開放のF2.8。

近距離はピントが合い辛い。

PEN-F+LUMIX G 20mm F1.7で撮影。

こちらも絞りは開放値(F1.7)にて撮影。

やっぱりマイクロフォーサーズの方が、開放で撮ってもシャープな印象。

ちなみに、このレンズはかなり寄れるので、料理の撮影にも使えた。

オートフォーカスの速度も同じくらいだったし、どちらもオートフォーカスは迷う事が多く、駆動音もするけど、私は然程気にならないレベルだった。

「まあ、こんなもんか。そりゃあ、こんだけ薄ければそうなるよね。」って割り切って使う事が大事。

結果、どっちを買っても幸せになれるのは、間違いない。

長くなりそうなので、X-E4と一緒に買ったカメラアクセサリーは、また今度紹介することにします。

半導体不足で、カメラもレンズもどこも品切れ状態だから、今まで以上に大切に使いたいと思います。

COFFEE BREAK

COFFEE BREAK
COFFEE BREAK
地方在住、コーヒーショップの経営者。1983年生まれの38歳。

独身時代はフリーター、工場勤務などを点々とする。結婚を機に地元の中小企業に営業兼品質管理者として8年間勤務。その後、勤務していた会社がリーマンショックのあおりを受けて、事実上解散。夫婦で相談した結果、お互い自営業でやりたかった仕事をはじめる事を決意。紆余曲折あったが、2012年の4月に未経験ながら地元に小さなカフェを開業。その後、オープンから7年を迎えた2019年に、それまでのカフェスタイルからコーヒーと焼き菓子のテイクアウトを主体とした、コーヒーショップへ店舗を改装。現在、お店は通算10年目に突入。コロナ時代で悪戦苦闘中だけど、家族と楽しく過ごしてます。
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